ビヨンド 空の彼方に

アリゾナでのルンルン生活

オンリー ワン

 

セルフ ケアー

 

痛いことや、辛いことが大の苦手な私はせっせとセルフ ケアーに勤しむことになる。億万長者ではないが、家で食べるものはだいたいオーガニックが中心。鍼やヨガに通うお金も惜しいとは思ったことはなかった。目標はとにかく強くなりたいという思い。若い頃からののそういった毎日の努力が報われたのか、ここ15年くらい友人達からはたくましくなったと言われる。たまに、スパの男性客にも『君はそんなに大きくないのに、強いねー』なんて言われたりするようにもなった。これは私の勲章にも等しい。

 

アメリカ人はハンパじゃない!

 

2006年。スパで働くようになった時から、ジョギングを始めた。なにせ男性客の中には自分の体の3〜4倍くらいの厚さの人はざらなのでだからこの仕事を続けるには強くなるしかない。それから朝4時にマンションの敷地内で自主トレをやることになる。パワーウオーキングからジョギング。お恥ずかしいのは、最初は10メートルくらいしか走れなかったこと。自分の体があんなに重いなんて思いもしなかった。でも根気よく数年かけて20分走れるようになった。

 

その頃は1日に10人くらいアポをこなしていた。同僚もそうだった。みんなについて行く為にはセルフ  ケアーにお金も、時間もかけなくてはならなかった。ただそこまでセルフケアに熱心だったのは私くらいだったのかもしれない。シーズン中は定期的に鍼に通い気を養っておき、マッサージもその間に入れていた。半身浴は必要不可欠で毎日実行していた。あの頃は1日に2回ということもあった。そのスパには13年勤めたけれども、自慢ではないが病気や怪我で休んだことは一度もない。友人のセラピストの中には怪我で苦しみ、手術を重ねて結局は早期退職しなくてはいけなくなった人も数人いた。私はというと2026年でスパでの仕事は20年目を迎えることになる。それを目標にセルフケアーに磨きをかけたいと思う今日この頃である。

 

私のベストケア

 

Cupping

今でも欠かせないのが、入浴中にカッピングを使うこと。1番小さなカップを浴槽にはいつも4個置いておき、それを首や肩に使う。これは肩や首がこった時に自分の手首や指を痛めずにほぐすことができる最高の方法。コバルトブルーはカッピングのクラスを取った時に購入したもので、透明のものはアメリカのAmazonでオーダーした。

 

この4個はなくては欠かせないお友達です

日本でもカッピング 通販で購入できます。この写真はシリコンカッピングです。1セットでサイズの違うものが4個入っているのですが、私の場合、自分で使えるのは一番小さいのだけ。手首、指の力がないので。パートナーにお手伝いしてもらうのもありですが、プラスチック製の商品で、ちょっとした手押しポンプがついているのもありますので、どんなタイプのものがベストなのか試すのも楽しいですね。

 

 

 

Amazon でこんなの見つけました。私はこのタイプはプライベートクライアント用に使って、自分では使ってことはまだない。でもこのカップの方が吸引力が強いので、凝りの強い場合はこの方が良いかも。カップの数もこんな手軽なものから24個入りといろんな種類があります。

 

私は2カ所行っていた東京の鍼灸院のひとつでカップを使っているので、20代後半からカッピングは受けています。毒素が体の中にたくさん溜まっている人はかなり濃いマークができる場合があるし、あと人によっては水ぶくれができる場合があるので、もしかしたら最初はどなたかきちんとした資格のある方から受けた方が良いかもしれませんね。

 

せんねん灸

 

ある鍼の先生。彼女がもし離島に何か一つしか持っていけないと言われたら絶対にお灸を持って行く、と答えていた。鍼は手でもツボに刺激を加えることができるからと。なるほどである。私は日本に帰るたびにせんねん灸を必ず買って持ってきていたけれども2019年より帰っていなかったので切らしてしまっていた。でも、待てよとAmazon で調べてみたらこちらでも買えることができた。それで、最近のお休みの日の朝のお楽しみはベランダで猫と一緒のお灸タイム。蚊が寄ってくるので最初に蚊取り線香をベランダに出す。

 

 

日本のスーパで買い求めます。金鳥ではないのですがちゃんと蚊を寄せ付けません。

 

 

せんねん灸 お休みの日は念入りにいろんなツボにするが、まずは足のツボから。湧泉、足三里、そして肝臓のツボ。私は仕事で立っていることが多いので、結構足がだるく感じることが多いので、そんな時この湧泉のツボは効果てきめん。皆さんも試してみてください。最近では煙の出ないお灸もあるそうです。

その商品の名前は せんねん灸 太陽

私も使ってみたいのですが、この煙のでる普通のお灸よりちょっとお高めなので、日本に帰るまでお預け。これで我慢します。

 

 

足が疲れるのでお休みの時はなぬべく足をあげるようにしています。

 

 

 

2020年に我が家に来た、ツンデレ姫 Tashaも一緒です

 

 

この他にもたくさんのセルフケアーをしているけれど、基本的に薬を使わないで、免疫力を上げて美しく、健康になれるという方法。本当に日本には昔からの知恵でたくさんの方法があるので、皆さんもご自分に合う方法を探してみてください。いろいろ良いものがあっても必ずしも自分に合うとは限らないので、楽しみながら 自分の体がリラックスできることを探すのが良いですね。

私がいつもクライアントに言うことは、車のパーツは取り替えられても、自分の体のパーツを購入することはできないのよ!と。ですから、Only oneを大切にしましょう。